村雨華子

神城東高校の2年生。身長158cm、体重53kg。一人称は私。好きな物はゼリーやグミ。嫌いなものは「悪い人」。出身は隣町の紫山町で、神城市に会社のある兄と2人で暮らしている。
3年前の中学生の頃、兄、敦斗の婚約者であった碧が行方不明の後殺される。懐いていた碧が死んだこと、そして気丈な兄の精神が事件の影響で壊れかけたのを機に、「悪人」を許せない苛烈な人間になっていく。本来は優しく、困っている人を見捨てられないタイプである。
5年前から碧の弟の雅彦に恋をしており、最近久しぶりに会うということで張り切りすぎて前髪を斜めに切ってしまった。

幸生のことは本人には「利用している」と言い切り、そのオドオドした人格も好意的には評価していないが、幸生という一個人を「利用している」ということに罪悪感もあり、そんなに冷淡な感情を持っている訳では無い。むしろ理由もなく尋ねてきたり、同級生と同じ感覚で遊びに誘ったり、内心では男友達のように思っている。